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俺は満たされたい。必要とされたい。ずっと半分無いみたいな感じなんだ。音楽を聞くことでそれを埋めることは、ごく稀だ。音楽をする事でそれを埋めることは、ひとりではほとんど出来ない。即席の満足感を得るためにオナニーをしても、(俺は賢者タイムなどは存在しないが、)孤独が埋まることは決してない。風俗に行っても、自分の好きでも人となりを知っている人でも無い人間と行為をしてもなんの歓びも一切無い。今は文章を書くことで埋めようとしているが、わりと上手くいっているような、全く上手くいってないような、そんな感じだ。俺は死にたかった。今は生きていたいと思うが、俺が死にたくなるのは自己嫌悪というより、自分はいらない人間なんだな、ということを心で感じてしまうからだ。