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まず、これは病前のこと。私の家のトイレにモノクロのアンパンマンの紙が貼ってあったのだが、ある日アンパンマンのほうを見たら、アンパンマンの真っ黒い目がちかちかっと光ったのだ。その2日後くらいに、やなせたかしさんが亡くなった事を知って、いささか、戦慄した。

 

病中のこと。私は、フィッシュマンズの.宇宙 日本 世田谷というアルバムを所有しているのだが、そのアルバムをかけてみようと、ほとんど初めて取り出したんだけど、なんとそこには、アンパンマンが。前述した事を瞬時に思い出し全身がぞわぞわぞわっとして、十数秒間、まるで霊が身体に降りてきたかのような感じになって、非常に恐ろしかったのを良く覚えている。持ってる人は分かると思うが、CDの盤に時計が二つ描かれていて中心の円と相まって丁度アンパンマンのようになっているのだ。

病中の思考なので可笑しな部分しかないが、そのときの思考のキーワード。

.青で会える

.最後は点になる

.ある地点を超えると、宙に浮いてしまう